ワカパイ”の愛称で人気の井上和香(31)が、映画監督の飯塚健氏(33)と5月に結婚することを発表した。
飯塚監督がメガホンを取った映画「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」(今年2月公開)に井上が出演したことがきっかけで、昨年から交際がスタートした。
現在、井上が出演中の舞台「FUNNY BUNNY 鳥獣と寂寞の空」の脚本・演出も務める飯塚監督は、小説やエッセーの執筆などでも注目を集める若手クリエーターだ。
79年、群馬県生まれ。中学生の頃から“映画監督になる”と公言していて、22歳の時に「Summer Nude」(03年公開)で監督デビューした。
「南の島が舞台の群像劇で、自ら製作費を集めるために沖縄中の企業をくまなく回ったそうです。映画青年のまま大きくなった、バイタリティーの塊のような人物。作品は小難しいアート系ではなく、同世代の等身大の若者を描く。万人向けの娯楽作品志向です。タイプとしては『シコふんじゃった。』や『Shall we ダンス?』の周防正行監督のような作風です」(映画批評家・前田有一氏)
それにしても美女と野獣だ。井上がこれまで浮名を流してきた芸能界の大物やイケメンとは対照的(失礼!)な風貌とキャリアである。
「六本木の高級クラブの元ナンバーワンだけあって、格闘家の須藤元気、ウンナンの内村光良など人気者とウワサになった。ただ、見た目と違って奥手。08年にTEAM NACSの戸次重幸との交際が報じられたのが最後です。当時の戸次はほぼ無名俳優。女性誌に撮られた時はモザイクをかけられて一般人扱いでした。渋谷で小料理屋を開いている井上の父親も交際に反対。すぐに破局しました」(芸能リポーター)
芸能界の人間に疲れたところに現れたのが正反対(?)の飯塚監督だったのだろうか。とんとん拍子に結婚が決まったが、「飯塚監督クラスなら年収500万円程度。商業メジャー作品でメガホンを取るようにならないと、生活は安定しないでしょう」(映画関係者)。
ま、未来の周防監督なら苦労も最初だけか。
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